デリーでゴキブリ・即死・鼻痙攣、地元民が集まる50円の定食で下痢の話
どうも令和のタピオカ、ズキです。
今回はインドで殺人レベルの殺虫剤とゴキブリと下痢のはなしです。
もうこのタイトルの時点でほとんど内容はわかってしまっているんですが、こういうところに”油断大敵”という四字熟語を連想してしまうのはわたくしだけでしょうか。
なぜ油断大敵なのかは本当にわたくし自身意味不明すぎますが先を急ぎましょう。
じつはお伝えしていなかったんですが、タイ・ベトナムの旅と世界一周の間に
インド・ネパール・香港の旅をしていました。
大学四年生の夏休みをまるまるインドにささげた次第であります。
同年代のひとたちがナイトプールや海で最後の青春をあじわっているとき、
わたくしはただただデリーからバラナシの長距離寝台列車にて、
壁をはってくるでかいゴキブリをサンダルで叩いたり、床を走るネズミにびっくりしてこけたりしていました。
タイ・ベトナムの旅に比べると、ずいぶん余裕が出てきていたわたくしではありましたが、さすがというか、インドはやはり相当インパクトのある国でした。
おそいゴキブリと即死、鼻痙攣のはなしに加えて、調子のったらどこでも下痢になれるんやでって話をします。
サモサでも食べながら読んでいただけると幸いです。
■デリー、インドの首都。シュールレアリスムと便器のないトイレの街
埃っぽく、砂ぼこりが地面からたちのぼるデリーにたどり着いて、便器のないトイレ・天井にはalwaysゴキブリのゲストハウスに数日滞在していました。
たしか名前は・・・ナブラン。
ググってみると今でもあるようです。
(えせ)オクラ丼とか、(えせ)親子丼が食べられる牢獄のようなゲストハウスでした。
デリーは、車の横をふつうに牛がいたりするナチュラル・シュールレアリスムの街です。
3時間もすると見慣れて、これといった感慨も受けなくなります。
ベトナム・タイとは打って変わって、働いているのはおっさんばかりで色気のかけらもない街なので、もってきていた小説を読んだり、コンノートプレイスにあったマクドでマハラジャバーガーを食べて、そもそもマクドにくるやつマハラジャちゃうやんとか思っていました。
インドのCD屋にいって、ビートルズのジョージハリスンにシタールを教えたラビシャンカールの音源とか、アリアクバーカーンという凄そうなおっちゃんの音源を購入しました。
shaktiというバンドがめちゃくちゃよかった。
こんな顔で誕生日にオリジナルソングうたうやつやばいですよね。
■デリーの地元民が集まる50円の定食で下痢
わたくしは胃腸が生まれたときより弱く、インドで一番怖いのは手練れの詐欺師でも、でかいゴキブリ、それよりでかいイモリでもなく、下痢と長距離移動でした。
なので警戒して最初のほうはそれなりにきれいなカフェなどで食事をとっていたのですが、
ニューデリー駅からゲストハウスのほうへ向かうときに、細い路地にひしめきあっている食堂街が気になりました。
ねずみ色した水でざぶざぶお皿をあらい、そのまま米・カレー・なんかわからんカレーっぽいもの・なんかわからんカレーっぽいものver2・漬物みたいなのをのせているのを見て
「確実にアウトやん」
とはもちろん思ったんですが、あえていきますよね。
どんな味がするのか気になるじゃないですか。
地元民と相席になり、まあニコニコして無邪気を装っていました。
すぐに運ばれてきましたおいしそうな銀色のやつ。
これを100分の1倍くらいおいしそうにしたやつですね。
さっきねずみ色の水で洗っているのを見てしまっている以上、もうネタはあがっているんですが、食べました。
・・・ふつうにうまい。グッドグッドと目の前の夫婦らしいインド人のかたにジェスチャーをしたら、「そうかそうか」とニコニコしてくれていました。
それから3日間はバキバキに下痢になりました。因果関係がはっきりしていてすがすがしいですね。
アーグラにはタージマハルがあります。みなさんご存じのあのでかい大理石のやつです。
「大理石のやつー!」
是非行かれたときには叫んでみましょう。
そのアーグラ―までは列車で向かいます。
もちろん下痢なので重いリュックをもってトイレにいっては左手で生ウ〇コを洗い、手を洗っていました。
トイレットペーパーなんてもっていません。
郷に入れば郷に従え、ウ〇コすれば左手でふきたまえ。
アーグラ―でもずっとトイレに入り浸りになり、タージマハールより便器のツヤのほうを今でも目をつぶれば思い出してしまいます。
今回はゴキブリと即死と鼻痙攣、インドでの50円の定食で下痢をしたことの軽めの記事でした。
そんなこんなで、
・一人旅迷ってます!
・ツアー予約してたけど解約して一人旅しようか迷ってます!
・なんかワクワクしてきたので話しません?
などなどありましたら感想、もしくはコンタクトとっていただけると
これも何かのご縁。
無責任に背中をおしますのでお待ちしています。
それではまた次回
アリーヴェデルチ!(さよならだ)