あぶあぶのーまる

地球の歩き方、ロンリープラネットにはのってない、これからの「アブノーマルな旅」の話をしよう

【旅人悶絶絶賛】世界一周へいく前・世界一周途中に読んでおくべき書籍1選

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 どうも令和のなめ猫、ズキです。

 

この毎回いう令和の〇〇に飽きつつあるこのごろですが、

皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

今回の記事はブロガーっぽい記事にあえてしてみようとの試みです。
とはいえ、有益な情報であることは間違いありませんのでご安心を。

 

旅のはじまり・および旅の最中であっても読んだかたには今日とちがう明日が訪れること間違いなしの名著です。

 

わたくしは毎月10冊以上、毎年120冊以上の書籍に目をとおしています。

 

正直ビジネス書・自己啓発書はもうおなか一杯というか、だいたい同じこと書いていていることに気づいたのは500冊を超えたときのことでした。

遅すぎましたね笑

 

そんな数あるビジネス書・自己啓発書の中で、旅にも応用の効く名著のみを厳選しました。

 

本当は100冊くらい紹介したいんところなんですが、

キーボード打つ側の手首が壊れてしまうことと、読む側が疲れてなにもできなくなる

というデメリットを加味しまして今回は1選にさせていただきました。

 

kindleで663円で購入できるというところまで確認していますので、 

即購入して読んでみていただけると幸いです。

アフィリエイト設定はしていないので、わたくしには一銭もはいらないことからステマでもありません。ただほんまに一回読んでもらいたいだけ)

 

もし、読んで

・死ぬほどよかったのでズキさんのサインほしいです

・読書感想文20000字書いたので読んでください

・ピー◯ボートに乗っていましたが、なんか次の陸で下船します

などなど感想をいただければ、全身全霊のエネルギーを文字にかえて返事いたしますので、遠慮なくコメントいただけると今後の糧になります。

 

■『自分の中に毒をもて』著・岡本太郎

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わたくしが10代のころから敬愛している岡本太郎さんの本です。

 

もちろん世界一周のときにも胸ポケットへいれて持ち歩いていました。

強盗にピストルで撃たれたときに弾丸が本の途中でとまってるやつに最適な本ベスト1位でもあるからですね。

 

途中で出会ったアーティスト志望の男の子にこの本をあげました。

「まじでこの本やばい!!最高すぎる!!」と涙を流していました。

涙流していたのは盛りましたけど、それくらい感謝されたのは本当です。

 

ここからは本のおはなし。

 「芸術は爆発だ!」といった名言からもわかるとおり、芸術どころか人生も爆発しています。
わたくしが世界一周か就職かを一瞬悩んだときに、

「あ、迷ってる意味ないわ。岡本太郎やん」

という最強の理由で即決しました。

 

というのもこの書籍の序盤での文章を心に刻んでいたからです。

「安全な道をとるか、危険な道をとるか、だ」

あれか、これか。

どうしてその時そんなことを考えたのか、いまはもう覚えていない。ただ、この時にこそ己に決断を下すのだ。戦慄が身体の中を通り抜ける。この瞬間に、自分自身になるのだ、なるべきだ、ぐっと総身に力を入れた。

「危険な道をとる」

 

危険をかんじる選択をするときにこそ、人は自分自身になれる。

 

岡本太郎は”自分らしく”ということを守り抜くために、社会と戦い続けていました。そんなエピソードがそこかしこにちりばめられています。

 

現在の自分に責任をもたないから懐古主義になってしまうんだ!

 

「あのころはよかった」とか「あの時ああしてたらよかった」とか過去のことでできれば変えたいことっていくらでもあるじゃないですか。 

そんなことを考えたくないなぁ・・・と思っていたので、この言葉を読んだときにしっくりきました。

就職してボーナスを貯めまくって20後半に会社をやめて、退職金で悠々とバックパッカーなんてことも考えましたよ。

 

でも、わたくしは意思が弱いので絶対に居心地がよくなってしまい、結局仕事をやめられず、40歳になってハゲちらかしながらハイボールをちびちび飲む。

夜空を見上げながら「ああ世界一周行きたかったなあ・・・」なんて最悪じゃないですか笑

 

行きたい、と思ったら吉日。

いついくの?

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って感じになってきますよね。

 

相対的なプライドをもつよりも絶対感 

 

「世界一周おわって帰ってきたら新卒ブランドなくなってる」

「同い年のひとらの下で働くのいややなあ」

「そもそも就職できんかったら人生おわりやん」

 

などなど世界一周することで起こりうる困難はあります。

新卒ブランドがどれくらい有利なのかはこのフリーエージェントの時代において、なかなか胸を張って説明できにくくなっているように感じています。

 

三菱UFJ銀:23年度までに8000人超減へ、計画上積み-読売新聞

2020/4/26のニュースより

 

大手の銀行でさえ、こんなニュースが出る時代です。

一昔前なら、息子娘が就職出来たら親戚総出で赤飯を炊いていたような企業でしょう。

もちろん銀行員のかたは経済をまわしまくっている素晴らしいひとたちだと思っていますが、

安定志向の代表みたいな銀行でさえこんな状態なんですね。

 

つまり、もう自分の責任をでっかい企業にまかせる時代はけっこうすぎていて、

そうなったら必然的に新卒ブランドとか、年下上司がどうこうとか、そんな健やかな悩みは世界一周with岡本太郎で一蹴するほうがおもしろそう。

 

と偉そうなことを言っているわたくしは、がっつり帰国後に約1年間ニートかまし、毎夜ワインのコルクを抜き続ける生活をしていたので、

「何様やねん」

とおっしゃっていただければ幸いです。心から受け止めさせていただきます。

 

とにもかくにも、相対的な評価を気にしているかぎり、あなたはあなたでなく、他人の目でかたちづくられた”なにもの”かです。

あなたがあなたらしくあるために、あなた自身を認めてあげることです。

そのために危険に飛び込む、その絶望的な状況において、「生きる」という意思があなたをあなたたらしめてくれることでしょう。

 

若干というか、かなり暑苦しく説教くさい文章にはなってしまいましたが、今回は岡本太郎さんの『自分の中に毒をもて』を紹介しました。

世界一周前・世界一周中の必読書となりますので、何卒よろしくお願いいたします。

 

 

そんなこんなで、

・一人旅迷ってます!

・ツアー予約してたけど解約して一人旅しようか迷ってます!

・なんかワクワクしてきたので話しません?

 

などなどありましたら感想、もしくはコンタクトとっていただけると
これも何かのご縁。
無責任に背中をおしますのでお待ちしています。



それではまた次回

アリーヴェデルチ!(さよならだ)

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